下期に入りました。
おかげさまでカカクコムグループが運営するウェブサイト群は9月度もトラフィックは好調に推移しました。特に9月は価格コム本体のトラフィックの伸張が顕著であったように感じます。この調子を維持しつつ、気を抜かず下期もしっかりと仕事をしていこうと思います。

おかげさまでカカクコムグループが運営するウェブサイト群は9月度もトラフィックは好調に推移しました。特に9月は価格コム本体のトラフィックの伸張が顕著であったように感じます。この調子を維持しつつ、気を抜かず下期もしっかりと仕事をしていこうと思います。
新銀行東京が増資するとのことです。メガバンクをはじめとする民間銀行がなかなか貸出に応じない中小或いは零細企業に対して、今後も安定して資金を供給することを主眼として。さて、日本の金利水準と借入人のクレジットリスクにはそもそもリニアな連関性がないことが今回の増資の議論にも絡んでいる気がしています。
つまり、民間の銀行は(貸出サイドからみて)債務者の格付けを行っていますが、倒産確率や返済余力からはじき出す、云わば理論的な貸出金利があったとして、優良な債務者からはそれ以上の金利を徴収できているのに対して、クレジットリスクが劣後する債務者からはそれ以下の金利しか徴収できていないのが実態だと思います。
であれば、後者だけに資金供給することで採算を取ろうとすると、民間銀行の金利よりも高い金利を徴収しないと、新銀行東京は採算割れになる確立が極めて高いことに増資の前後では変化があるとは考えにくいということになります。
とはいえ、高い金利を課すと市場原理で債務者(借入人)は民間銀行からの資金調達に傾くでしょうし、また高い金利を払ってでも新銀行東京で借り入れを望む債務者のクラスターは更にクレジットリスクが高いというパラドックスに嵌ってしまいます。
新旧の債権を分別する或いは民間との提携などの議論もあるようですが、ビジネスモデルそのものをもう一度検証した方が良さそうです。
今日は半日程秋葉原に行って、金融機関へのご挨拶やお取引先の方々と話をさせて頂く機会がありました。直接お会いして話を伺うと当社へのご期待やご要望といった生の声や貴重な情報を頂戴することができ、また同時に年末商戦の最前線という「現場」が持つやる気・エネルギーみたいなものを頂いたような感じです。
秋葉原の街は、年末商戦真っ只中といった感で、路上を大型薄型テレビを台車に載せて忙しなく走り廻るお店の人々とお客さん達でごった返しています。活気があふれている街をみるのはとても気持ちの良いものです。
当たり前すぎて、ここで言うのも正直憚られますが、「現場」には頻繁に足を運ばなくてはとあらためて心に刻みました。
「集中力と持続力」そのどちらも生きてゆく上で、或いは仕事をする、若しくは会社を経営する上でも大事な能力です。
卑近な例では、当社で新たなサービスを立ち上げる際には前者がとても重要な要素になりますし、一旦リリースしたサービスを安定して提供し続けるには(日々の改良を積み重ねる作業はあるにしても)持続力が肝要となってきます。
さて、一人の人間がこの両方の能力を充分に具備しているかというと、そうでもありません。いわゆる、これを向き不向きという言い方で整理しているわけです。会社が上手に無理なく成長をしてゆくには、こうした人材の特徴を把握して適切なポートフォリオを組むことが求められます。正直とても難しい事ですし、完璧は先ずありえないので常により良いものを模索し、工夫をこらし続けることになります。
これは個別ではなく、全体感の中での「人事」というテーマに換言できるのかもしれませんが、野球やサッカーといった団体スポーツのチーム編成に似てなくもないと感じることがあります。僕の場合、中・高・大とバドミントンしかやっていませんでしたが、、、
最近は本邦の景気も一時の低迷を脱しつつあるからか、以前ほど目にしなくなりましたが「不採算部門のリストラ」等という見出しが新聞・雑誌・テレビといったメディアに登場することがあります。今日もどこかで似たようなニュースを目にしました。
事業や部門或いは取引先毎に採算を(なるべく)精緻に導き出し、不採算部門のテコ入れ、撤収といった対応策を講じることはとても大切な作業であることに間違いはないでしょう。僕も、ずっと以前ですがそうした採算が自動的に算出できるシステムの構築に携わった経験があります。
ただ、採算或いは原価計算みたいな経営指標を金科玉条の如く振りかざしてばかりいると、会社の成長はあまり見込めないような気がします。
わかり易い例としては、取引先毎の採算です。あるお取引先が不採算だからといって、お取引を停止した場合を考えると、その先に掛かった変動費はともかくも固定費も他のお取引先に再配分されてしまい、それまで採算がなんとか取れていたお取引先も原価計算上赤字に陥ってしまう⇒また、そのお取引を停止するとさらに他の黒字先に(今まで受け持たなくて済んでいた)固定費が再配分されるという、「負のループ」が狙っていた採算向上の行く手を阻みます。
当社も経営の根幹に直接・間接に影響を及ぼす各種係数をKPI等と呼んで管理していますが、本当に大事なのはそのデータをどう解釈して、次のアクションに活かすかだと思います。経営は健全なインフレ環境の中で行われることが本来理想だと考えられ、特に日も浅いIT或いはネット業界はその典型ではないでしょうか?
今までもそうしてきていますが、今後は一層のこと、管理ツールを締め付けに用いるのではなく、常に攻めの経営に活かすことが出来る会社を目指したいと思います。
ロシヤが以前モンゴルに支配されていたときの時代・状態を総称して「タタールのくびき」と呼ばれています。「山川の世界史用語集」で習ったこと、皆さん覚えているでしょうか?さて、今日の社会または会社生活の中で、抑圧されていると意識している状態はともかく、そうでない場合=「抑圧されていることを無意識に受け入れている状態」が、現代人として最も危惧すべき現代版「タタールのくびき」ではないでしょうか?
会社というシェルに範囲を限定すると、「成功体験から脱することへの恐怖」も一種サブコンシャス的「タタールのくびき」でしょう。絶対に守るべきフィロソフィーと、変えなければいけない、或いは捨てなければいけない「過去からの遺産」とどう決別するかの切り分け・整理は、変化の早い現代の会社経営の要諦の一つであることは論を待たないと思われます。
様々なファクターを頭に入れて、最後に「こうしよう」と決断・判断をする際に、過去の失敗した体験は勿論ですが、意外に役に立つのは、実はビジネス書や実務書を読んだりすることではなくて、直接には全く関係のない(寧ろ、無駄と思われる)知識・教養であると感ずることが偶にあります。藤原正彦氏の「国家の品格」の中で、真のエリート教育に必要なものみたいな議論があって、こうした考えに一脈通じる表現が看取されますが、同書の中で僕が一番共感した部分でした。
そんなモヤモヤした感情を常日頃抱きながら働いているのですが、今日は社内の「月初朝礼」でこのことに少し触れました。毎日、時間に追われて懸命に働く社員のみんなにどう聞こえたか正直不安も残りますが、精神的な余裕は時間的余裕から独立した形で持ち続けたいと思います。
海外IRを行ったことは無いのですが、本邦に来られる外国人投資家の方々とは当社の説明でよくお話をする機会があります。彼らの母国におけるネット事情とかEC業界の話を教えてもらえたりもするので、非常に勉強になる面もあり前向きに捉えて対応しています。(勿論、本邦の法人・個人投資家の皆様に対しても同様ですが、、、)
で、最近面談した米国の方(面談はこれで2度目です)とのれん代の償却の話になりました。米国ではEBITDA(金融コスト、税金、償却負担前の利益)が会社の収益力を測る一般的な指標であるのにたいして、日本のそれは経常利益であり、当社で言えばその中にはM&Aに関連してのれん代償却コストも含まれているので、「そこを勘案して考えてくださいね」みたいな内容です。
このテーマはちょっと前ですと本邦内でもその計上方法について監査法人によっても多少対応が異なっていたようですし、この様に国を跨ぐと価値観も違っていたりもして、英語という壁以外にも説明を要することがあって、以前この場でとりあげた「単位」「呼び名」の違いにも似た隔靴掻痒感が付きまといます。まあ、遡れば歴史・文化論みたいなところまで議論が及ぶ可能性も感じるので、あまり掘り返さず甘受するしかないのかなあ、、、
今朝、ファーストリテイリングがユニクロよりも低価格の商材を扱う新ブランド「ジーユー」の展開をダイエーの店舗内を中心に開始する旨、新聞等で報道されています。同一法人が複数ブランドを立ち上げることはさほど珍しいことでもなく、例えばトヨタがLexusブランドを立ち上げていたり、他業態でもこのような動きはよく見られますね。
でも、今朝の報道は僕にとっては、「GAP」のそれを極めて強く想起させるものでした。GAPは、自身はショッピングモールの中で店舗展開している一方で、より安い価格帯の商品を「OLD NAVY」というブランドで販売しています。しかも、OLD NAVYの店舗は大型小売店の駐車場内等に位置しており、今回のファーストリテイリングの判断の裏には、このビジネスのやり方をかなり研究したと想像することは、さほど的外れなものではないと思います。
さて、当社㈱カカクコムも連結ベースで言いますと、kakaku.com, 4travel.jp, r.tabelog.com, yoyaQ.comと複数のサイトを展開しています。上記の様に、価格帯で分けて別ブランドにするのではなく、扱う商材・サービスによって最適なブランド或いはコンテンツのご提供の仕組みを採用するという考え方に基づくものである点は多少異なっていますが、いずれにしても消費者の皆様に親しみをもってご利用いただく、可愛がっていただくためにこれからも色々と工夫を重ねていきたいと考えてます。
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