« IR | メイン | 太陽光発電 »

2008年8月23日 (土)

soul-searching

昨日、今日の東京の天気は処暑と呼ぶに相応しい秋の色を濃く帯びていて、過ごしやすいけれど季節の終わりを告げているようでものさびしさを伴っています。

大学一年の頃、季節は違うけどこんな天気の中、当時校舎のあった巣鴨から徒歩で大塚、池袋、音羽辺りまで小雨の中、歩き続けた記憶が蘇ってきました。すこしは日本人が使う外来語の意味での「モラトリアム」の時間を持てるかと思って入学したところ、いきなり専攻したロシヤ語の複雑な格変化の授業などで「モラトリアム」どころではなくなり、この先どうなるのかと考えながら歩き続けたのでした。

そうした精神状態を後に故宮沢元首相が英語で言い当ててくれたのは意外でした。当時のブッシュ大統領が来日したときの晩餐会でしたか、宮沢首相はスピーチの席で「バブル経済がはじけた今、日本人はsoul-searchingの状況にある」という趣旨のことを述べていたのをおぼろげながら憶えています。

さて、1992年当時はデフレでしたが、今はというとスタグフレーションと呼ぶに相応しい世の中です。とはいえ、経済状態を表す単語は違うにせよ、混沌として先の見えにくい時代にいることには近しいものがあります。だとすると現在もまた日本、そして日本人はsoul-searchingをするべき時代なのでしょうか?

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://www.typepad.jp/t/trackback/51592/15650446

このページへのトラックバック一覧 soul-searching:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。