欧州銀行のストレステスト

今月の金融・経済のイベントとしては恐らく最大の焦点であった、欧州の銀行に対するストレステストが「一応」無事終わり、株価や為替も大した乱高下なくここまで推移しています。

でも一方で評論家、専門家の先生方のなかには「国債のデフォルトリスクが捨象されていて意味がない」などといったご意見もあるようです。

そういうご意見自体は僕も首肯できるのですが、しかしそもそも、銀行の自己資本比率なんて8%あれば健全行というプロトコール自体がマヤカシに近いと思っているので、全体から見ればあまり重要視するほどのご意見ではないと思ってしまいます。

それよりも、自己資本比率が8%だと健全行という定義自体、見直す議論があっても良いのではないでしょうか?これほど資産価値のボラティリティーが過去に比べて高まっているのに、以前のままの基準で査定することがナンセンスに思えます。大体、銀行や商社以外の一般の企業で自己資本が8%の企業に、銀行が融資をするでしょうか?

消費税率ではないですが、15%~20%位ないと「健全行ではない」くらいの基準が相応しいのでは、と感じるストレステストでした。

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