巨人と阪神

今年のセントラルリーグ、ここまでのところ巨人と阪神が僅差で首位争いをしています。実を言うと、僕は中学生くらいから今に至るまで、熱狂的阪神ファンなので、ここ最近試合の結果がとても気にかかっています。ただ、そうした自分自身に若干ではあるのだけれど、「熱狂的阪神ファン」なのか自信が持てなくなってきています。

1985年に日本シリーズ優勝を果たしたときには、そしてその後低迷し続けていたときにも然程感じなかったことですが、今の「阪神タイガース」は少し前までの「読売ジャイアンツ」と同様、悪く言えば他球団からの有力選手の寄せ集めのような気がして、「本当にこれで良いのか?」との疑問が払拭しきれないのです。

他方、巨人は若手を育成するプログラムが成功して、プロパーと言ってよい選手がズラリとレギュラーを占めていて正に「巨人軍」といった様相。正直、軽い嫉妬さえ覚えます。

会社の経営も、特にその会社が成長ステージにある場合、根幹事業、つまり自分達の強みはしっかりと自力成長させながら、周辺分野や自分達の弱い領域はM&Aで補完・増強していく手法を良く用います。しかし、大半の事業をM&Aで取得して成長しているように外見上見せている場合には、コーポレートアイデンティティの創造・維持は極めて困難となり、(監査上はOKでも実体上)going concernが問われる事態にならないとも限りません。

自分は誰なのか、強みはどこで弱みはどこなのか、弱みは自分で補完できるのか他人の力を借りるべきなのか、こうしたことは個人の成長を果たす場合には常に心に留めておく事項ですが、団体スポーツにも通じるのだなあ、と思いますし、会社の経営にも一脈通じるところがあるような気がしてなりません。

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